
第1志望不合格だった、、、浪人するべきかな、、、

浪人って実際どうなんだろう、、、
という悩みを抱える現役生の方も多いのではないでしょうか。ここでは、実際に浪人を経験した私が浪人のメリット・デメリット・浪人生のリアルを書いていきます。
結論から言うと
迷うなら浪人するべき!!
だと私は思います。ですが、当然デメリットもあるので詳しく書いていきます~
目次
浪人のメリット
第一志望の大学に合格する可能性が高まる
これが浪人する一番の目的だと思います。単純に一年間長く勉強するため、現役時代と比べると合格する確率は確実に高くなるでしょう。
絶対にこの大学のこの学部で勉強したいんだ!!という人には浪人する価値は必ずあるとおもいます
受験をともに戦う仲間に出会える

いやいや、浪人生活に仲間とか言ってる場合じゃないでしょ
私自身も最初はそう思ってました。しかし、浪人の一年間で一緒に戦う仲間は想像以上にかけがえのない存在です。
関わる人たちによって合否が左右されます。
模試で結果が出ないとき、モチベーションが下がったとき、支えてくれるのは悩みを聞いてくれる仲間や頑張る仲間の背中です
裏を返せば、勉強をおろそかにして遊びに行く人と関わるとその人に引きずられてしまうという事です。第一志望合格なんてできるわけありませんよね。
それだけ関わる人は浪人生にとって、とっっっっても大切です。
浪人の時期にともに戦った仲間たちは、いいかえると人生の苦痛をともに乗り越えた仲間たちです。
そんな仲間に出会えるという点でも浪人の価値はあると思います
高校の勉強が固まった状態で進学できる
浪人をするということは、高校の勉強を復習しなおすということです。
つまり、それだけ高校の勉強の内容の穴がなくなるということ。
浪人を考えてる方からすると「今はあまり関係ないかな」と思うかもしれません
しかし、高校時代の勉強が固まった状態での進学は想像以上に武器になります。
大学での勉強は高校の内容ができているものとして進むので、高校の勉強の穴が無ければないほど武器になるのはあたりまえのことですね

私自身も、「この内容、現役で進学してたら理解できないな、、、」と思う内容は山ほどあります(笑)
浪人のデメリット
ここからは浪人生のリアルを書いていきます。経験者だからこそ伝えられる情報もあると思うので、目を通してみてください
金銭面での負担がある
浪人のデメリットと聞いて金銭面での負担が思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。
私もそれは覚悟して浪人したのですが、想像を超える額でした
私は予備校(誰もが知るような大手予備校です)に通っていました。その予備校では自身のレベルに合わせておすすめの授業がピックアップされ、その中から授業を選ぶという方式だったのですが、夏季・冬季講習をのぞいて100万円ほどかかりました。
また、夏季・冬季講習は日割り計算すると1日1万円ほどかかりました、、、(夏期講習だと大体2か月間です)
決してほいほいと出せる額ではありませんよね。アルバイトをしながらの浪人も私はお勧めしませんし、そもそもアルバイトで稼げるような額ではありません
親御さんなど、金銭面での援助をしてくださる方との話し合いは必須です

お金の重さと、親への感謝を感じながらの日常でした
継続力が無いと挫折する
浪人生にとって大きなハードルとなるのは「受験勉強の継続ができない」ことです
実際、私が通っていた予備校も日に日に人が減っていきました
最後まで残るのは全体の3割とかです。残りの7割は全く来なくなります。
私のクラスは40人クラスでしたが、最後の授業まで出席したのは私含め4人です。
残念ながら、これが現実なんです。今、浪人を考えている人は生き残りの3割に入る自信はあるでしょうか。それだけ、「受験勉強の継続」ってハードルが高いんです

登校すると知り合いが来なくなってるというのは私にとってもストレスでした
合格の確証はない
浪人をしたからといって、確実に第1志望に合格できるわけではありません。

あたかも第1志望に合格したかのように書いている私ですが、実際のところ第1志望には合格せず、第2志望だった大学に通っています
「直前共テ模試7割なのに、本番で4割台だった、、、」「精一杯がんばっているのに間に合わない、、、」なんていう人は山ほどいます
私の予備校で、第一志望に合格した人はほんの一握りです。多くの人が不合格、あるいは志望校を下げるという決断をしています。
「浪人して時間が増えるんだから、合格できるっしょ」という考えがあるのなら、すぐにやめたほうがいいです
そんなに甘い世界ではありません
結局、浪人するべき?
最初に迷ったなら浪人するべきと言いましたが、補足すると
ここまでの内容を読んで、「まだ少しでも浪人をしてみたいと思う人」や「第1志望の大学に行く自分を想像してワクワクできる人」は浪人に挑戦してみるのをおすすめします!!
綺麗ごとに聞こえるかもしれませんが、浪人をする意味が「第1志望に合格する」ということだけではないと私は思っています
実際、私は第1志望の大学には行けませんでしたが
浪人したことにまったく後悔はしていません
私が浪人する前に戻っても、もう一度浪人すると思います。
これを読んでくださっている方々は周りの人に反対されることも多いかもしれません。
けれど、人生は一度きり。自分が挑戦してみたいと思うのなら挑戦してみるべきだと思います。
最初から不可能な事なんてありません。挑戦してみなきゃわかりません。
浪人期間をやりきったという経験は結果はどうであれ、自分自身の自信になります。
これから浪人に挑戦すると決断した方々を全力で応援します。
そして、第一志望の大学に合格することを祈っています。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
コメント